アメリカやオーストラリア、中国やフランスなどと比較してもiPhoneのシェア率が高い日本。ほぼ半数の人が使用しています。そんなiPhoneファンが毎年楽しみにしているiPhoneの新機種発表会が近づいています。本記事ではiPhone15の発売時期や値段、機能的な特徴などを深掘りしていきます。
iPhone15の最新機種名はiPhone Ultra(ウルトラ)?
2023年9月12日頃に発売されると予想されているiPhone15。AppleはiPhone15の最上位機種「Pro Max」バージョンを、新たに「Ultra」モデルに置き換える可能性があるそうです。Appleは2022年にApple Watch Ultraを発表し、M1の最上位バージョンにも「Ultra」というネーミングを使用しています。このことから、現在「Pro Max」と呼ばれるiPhoneの最上位機種が「iPhone 15 Ultra」に改名される可能性があるのは当然と言えるでしょう。
最新iPhone15は、ゲームに最適?
新しく発売されるiPhone15は、その画面の輝度やデータ転送速度、通信速度、消費電力削減などの機能改善から、ゲームプレイに最適だとも言われています。スマホで遊べる最新のオンラインカジノなどのゲームプレイだけでなく、実況や映像制作を行うコンテンツクリエイター、そしてもちろん、オンラインミーティングや書類のスキャンなどをスマホで済ませてしまう次世代のビジネスパーソンにとっても最適な一台になりそうです。
iPhone15の詳細なスペック、値段は?
iPhone15の詳しい機能、デザイン、値段について、現状わかっていること(噂されていること)をそれぞれ解説していきます。
デザイン
噂によると、iPhone 15モデルの外観はiPhone 14モデルに似ていると言われています。iPhone14と同じく4つのバリエーションで展開され、6.1インチの「iPhone15」「iPhone15 Pro」、6.7インチの「iPhone15 Max」「iPhone 15Pro Max(Ultra)」になりそうです。
形状
リークしたShrimpAppleProによると、iPhone15 Proモデルは、iPhone 14 Proモデルと比べて薄く、湾曲したベゼルを採用し、Apple Watchのような外観を生み出す可能性があるとのことです。ディスプレイは、Apple WatchのSeries 7やSeries 8と同様に、よりスリムでカーブしたエッジで平らなままとなると言われています。
音量ボタンと電源ボタン
iPhone15 Proモデルには、iPhone7のホームボタンやMacBookのForce Touchトラックパッドのような、ソリッドステートの音量ボタンと電源ボタンが搭載されると予想されています。ソリッドステートボタンは、ボタンを押した時の感触を模倣する触覚フィードバックを使用することになります。この機能が搭載された場合は、ケースやアクセサリーなどはiPhone15に合わせたものの開発が必要になりそうです。
Touch ID非搭載
AppleがフラッグシップモデルのiPhoneにTouch IDを搭載することを検討しているという噂がありますが、iPhone 15モデルにはTouch IDは搭載されず、引き続きFace IDが使用される見込みです。Appleはディスプレイ下のFace ID機能を開発中ですが、2025年まで間に合わないと想定されています。
USB-C
Appleは、iPhone15デバイスのLightningポートをUSB-Cポートに交換することを検討しており、これにより、成立過程にあるヨーロッパの規制に準拠することができるようになります。
データ転送速度
USB-Cポートを搭載したiPhone15 Proモデルはより高速なデータ転送に対応し、iPhone15の標準モデルはLightningと同じUSB 2.0の速度を引き続き搭載する予定です。USB 2.0の転送速度は480Mb/秒に制限されていますが、USB 3.2は最大20Gb/秒の速度をサポートしています。AppleがiPhone 15 ProモデルでThunderbolt3サポートを提供すれば、データ転送速度は最大40Gb/sになる可能性があります。
望遠レンズ
AppleのアナリストであるMing-Chi Kuo氏によると、より大きなiPhone 15 Pro Maxのみがペリスコープカメラレンズを搭載するようです。ペリスコープレンズ技術は、標準的な望遠レンズで可能な光学ズーム機能を超えて、5倍または10倍の光学ズームが可能です。
通信速度
リークされたiPhone15のWi-Fiチップの図から、AppleがWi-Fi 6Eにアップグレードすることが確認され、これはiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxにのみ搭載されると言われています。Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6と比較して帯域幅が広く、より高速な接続速度、低遅延、および大容量機能を提供します。
Aシリーズ半導体
iPhone15モデルは、AppleのサプライヤーであるTSMCの次世代3ナノメーター・ノードで作られたAシリーズ半導体を初めて搭載する可能性があります。3nmのチップテクノロジーは、処理性能を10〜15%向上させるとともに、消費電力を最大35%削減することが期待されています。
価格
米国におけるiPhone15の推定開始価格は799ドルで、これはiPhone14シリーズと同じ開始価格です。iPhone15 Ultraモデルについては開始価格が1,200ドルか1,300ドルと高くなる可能性が指摘されています。
人気が衰えないiPhone、進化の余地も十二分にあり
iPhone世界シェアではAndroidに分がありますが、日本では圧倒的人気を誇るiPhone。サムスンなどで既に発売している液晶折りたたみ式iPhoneも将来的には期待できますし、まだまだこれからの進化が期待できます。